2007年05月14日

関西大学校友会神崎支部

関西大学は姫路にも支部がありますが、神崎支部の掲示板を発見しました。
こちらです。

活発に活動されているようにお見受けしました。
  

Posted by miki  at 23:19Comments(0)大学

2007年05月13日

負けへんで!!西宮冷蔵

コンプライアンスに身体を張った水谷社長の勇気に感激!

去る4月20日、はりま産学交流会の特別講演会で、7年前の雪印食品の牛肉偽装事件内部告発で時の人となった、西宮冷蔵の水谷洋一社長の話を興味深く拝聴した。
世間では、西宮冷蔵が顧客の秘密を暴露して裏切ったとか、水谷社長が進んで内部告発を したという印象で捉えている人も多いようだが、実際の話は違っていた。当時国内に発生したBSE問題がきっかけで、全頭検査をする日以前に加工されていた輸入牛肉を、国が責任を持って処分することになったにもかかわらず、雪印食品は西宮冷蔵に、預けていた輸入牛肉(300円/?)を焼却すべき国産牛(買上価格1,000円/?)に偽装するため、自社の社員を休日に倉庫内に入らせ、国産牛のダンボールに詰めかえさせた。
西宮冷蔵の水谷社長は、出張から帰った後にそのこと知り、雪印食品の責任者に対して取り消させるよう進言することを部下に指示したが、部下はこれを言いそびれていた。
やがてマスコミのかぎつけることになり、切羽詰った水谷社長は、雪印の責任者に事件化しないように始末書を書き、偽装して得た利益全額の返還を進言するも聞き入れられず、記者会見で真相を明かさざるを得なくなった。引き続き同様の不祥事を惹き起こした日本ハムも、コンプライアンスや世論の前には、さしもの食肉業界の巨大政治力をもってしても屈せざるをえなくなり、大いに社会的信用を失うこととなった。次々と事件の波及を恐れる官界は、霞ヶ関の農水省が倉庫業を管轄する国交省に働きかけ、偽装された牛肉の在庫証明をした(実は書かされた)西宮冷蔵に、虚偽記載の倉庫業法違反に当るということで営業停止を命じて(後に廃業に追い込まれる)、事態の収拾を図った。
水谷社長は、息子と今後のことを話し合っていたところ、元社員3名が後に立っており「社長がんばりましょう」と言ってくれ、その後、全国にも激励の支援の輪が広がって、何とか再建を果たすことが出来たそうだ。当時20名いた社員は現在7名になってしまったが、事件も終結ではなく、今なお闘いは続いているようで、頑張っておられる。
企業はどんな業界においても業法というものがあり、それ以外に一般社会での色々な規範や条理に背いたのでは、社会に存在し得ない。とりわけコンプライアンスの一線が判り辛い領域、例えば税法の解釈を巡っては、企業側の論理からすると一線を侵してしまう場合もしばしば見受けられる。「見解の相違があったが修正申告に応じている」の類はそれである。ただし、分からなければバレ元でというのは慣習化すると蟻の一穴から堤防が崩れることもあり得る。そして、バレ元のケースは重加算税を課されるケースも多い。結局少しくらいは・・と一線を超えると、どこが限界か見失うようになる。
先ずコンプライアンスありきでなければ企業は瞬時にして信頼を失墜しかねないことを、この事件は教えてくれている。
  

Posted by miki  at 21:19Comments(0)

2007年05月12日

姫路 vs 京都

先日、姫路コンベンションサポートの今村理事とお話する機会がありました。(参考

好古園について話が及んだとき、私が以前訪問したときに外国人比率が多いのにびっくりしたという話をしたところ、今村さんは、好古園についてあまり良い印象をおっしゃいませんでした。
それは流派もなく単なる庭の寄せ集めでストーリーがないというようなお話でした。しかし、外国人にとってみれば、あそこに行けば、とりあえず一通りの日本的文化に触れることができる、いわば日本文化観光のワンストップサービスが可能ということでした。

日本に来られたお客さんは、お寺や神社の豊富な奈良や京都にいってしまい、お城だけ見に姫路に来て、そして帰ってしまうパターンが多いと思うのですが、姫路ももう少し頑張って、姫路だけで日本観光のワンストップサービスを提供できないかなぁと(個人的に)考えています。

西の比叡である円教寺、西の本願寺の拠点である亀山本徳寺、京都・八坂神社の本社である広峯神社など役者は揃っているので、社寺中心ではなく城郭を基本に日本を訪れる観光客にワンストップサービスを提供するなら、関空から姫路行きのリムジンバスに乗ってもらって姫路で観光すべて済ませてもらうのがいいかと思います。

京都は一応二条城はあるものの、お城に関してはめちゃめちゃ弱いので、その点は圧倒的に姫路が強いのですが、それ以外に何かないかなぁと考えていたのですが、あるのですよね。

以前、北村さんもおっしゃってましたが、食材が豊富なこと。とくに海の幸。それからおそらく地中海よりも美しいと思われる瀬戸内海の景色。(このブログのトップページの写真は、相生万葉の岬の写真です。海の景色としては世界一美しいのではないでしょうか。)
これらは京都には手も足もでません。  

Posted by miki  at 14:09Comments(0)姫路

2007年05月10日

末川博と平和憲法

立命館が戦後発展したのは滝川事件京大を退官した末川博を学長に招聘したことが大きいようです。私自身、末川博といえば「末川記念会館」を連想するぐらいで、直接お話を伺ったことはありません。

憲法:40年前の護憲映画をDVD化…京都の男性(MSN毎日インタラクティブ)
平和憲法を守ろうと、京都の文化人らが42年前に製作し、長らく埋もれていた記録映画「日本の憲法」が、製作メンバーの堀昭三さん(79)=京都市上京区=によって、3日の憲法記念日に合わせてDVD化された。堀さんは「憲法改悪を阻止しようという当時の熱気を映像を通して感じ、平和憲法の意義を若い世代に改めて考えてほしい」と話している。
(中略)
戦争末期、志願して海兵団に入隊。戦後に入った立命館大の講義で聴いた末川元総長の「立派な市民になれ」という言葉に、「平和憲法の下、2度と悲惨な戦争を起こしてはいけない。戦争をしない国にするのは自分たちだと実感した」と語る堀さん。「国民投票法案の衆院通過で改憲が具体化する今こそ、映画を見て憲法を守る力になってほしい」と話している。


ネットで検索する限り、人間的におおらかな人ではないかという印象を受けます。

彼の歩んだ道より
末川博総長の講義「法学」は存心館2階の大教室であったが、他の学部の学生や、府立医大、京大からも聴講に来る学生で廊下まであふれていた。末川先生の講義はわかりやすい言葉で話され、講義というよりは講演を聞いているようなものだった。


「私の心に残った語録」15 「克己」 「理想は高く、姿勢は低く・・・」  立命館大学元総長末川博(インパナトーレ)
末川博総長から卒業記念に頂いた色紙です。
その色紙には次のように書かれています。
「理想は高く 姿勢は低く いつも心に太陽を持って ゆっくりと がっちりと 理論を貫いて実践に行き 実践を通して理論を究め 前へ前へと進もう
未来を信じ、未来に生きる 君の洋々たる前途を祝福して」


「平和憲法を守れ」という意見の中には、「護憲」に固執する人もいるのですが、末川博先生の言葉を見ていると、必ずしもそうは読めない気がします。
守るべき理想と、実践と理論のフィードバックについて述べてある点、さらに「前へ前へと進もう」という言葉。躍動感とか動的な印象があります。
それに対して「護憲」という言葉からは、静的、保守的な印象を受けてしまいます。

「憲法第9条は平和に貢献」78% 朝日新聞世論調査より
憲法改正が「重要な問題」と思う人は57%。一方で、家庭や職場などで憲法の話をする人は、「よくある」「ときどきある」を合わせて34%。3人に2人は「ほとんどない」か「全くない」と答えた。憲法を巡る国民論議が盛り上がっていない現実も浮かび上がる。

「憲法を変えるなんて!」「なんだかよくわからない」「取り敢えず今のままでいいんじゃない?」という態度だって、護憲です。

平和憲法の理想を守るために、われわれができることは末川博の言う「立派な市民になれ」ということでしょう。決して、目を瞑って、耳を押さえて「護憲」のみをただ叫ぶことではないでしょう。
  

Posted by miki  at 01:49Comments(0)立命館

2007年05月08日

新しいブログサイトです

姫路立命会のブログを新しく「てんこもり」につくりました。
過去のブログはこちらです。

こちらのブログでは、mikiだけでなく、複数での投稿が可能になります。
てんこもりIDを取得すると投稿できるみたいです。
投稿が可能なかたは、自由に投稿してください。
  

Posted by miki  at 23:40Comments(0)姫路立命会

2007年05月08日

立同戦囲碁対決

小学校で囲碁教育 同志社など3校 プロ棋士が本格指導(Sankei WEB)

昨年4月に開校した私立の同志社小学校(京都市左京区)と立命館小学校(同市北区)がともに教育の一環として今年から囲碁を取り入れ、子供たちに好評だ。
(中略)
同志社小では今年1月から、最上級生だった3年生全員(約60人)に対し、総合的な学習にあたる「道草の時間」に囲碁を導入。思考力や判断力をはぐくむのが狙いで、「伝統文化を大事にする」「本物に触れる」という学校の方針とも一致したという。
(中略)
一方、立命館小でも今年4月から、研究顧問を務める東北大学川島隆太教授からの「囲碁が脳の活性化に役立つ」とのアドバイスを受け、囲碁教室を開設。放課後に希望者が参加する課外活動の「アフタースクール」に導入し、同志社小と同様に、関西棋院のプロ棋士を講師として招いている。現在は、2年生から最上級の4年生の約60人が週1回、囲碁に取り組んでいる。

プロ棋士を講師に招いているというところが話題といえば話題なんだろうけど、下町のガキ大将が学校帰りに近所の囲碁好きのおやじと対戦しているのと大して変わらない気もします。
うちの子はハリー・ポッターを見てからチェス好きになったものだから、ルールもろくに知らない私とチェスをやってたのですが、最近は将棋を指してます。囲碁は知らないしね。
同志社の言う、「本物に触れる」のは駄目だけど、「伝統文化を大事にする」のはその通りですね。
  

Posted by miki  at 00:00Comments(0)立命館

2007年05月04日

京都が州都?

関西経済同友会は、京都を州都とする関西州構想を提言しています。

「関西州」知名度抜群、京都が州都 大阪は経済の核 関西同友会提言(産経関西)

東北なら仙台、中国なら広島、というふうに、その地域の最大都市が州都になるイメージがあるので、大阪が州都で良さそうにも思いますが、サミット誘致で京都と大阪の足並みが揃わなかったことから、少し工夫したみたいですね。

ワシントンとニューヨークのように、両方花を持たせる案ということでしょうが、日本、英国、フランス、中国、ロシアなど、最大都市が首都と言う国がやはり多いので、大阪人には受け入れがたい案のような気がします。
  

Posted by miki  at 00:00Comments(0)京都