2007年08月15日

受験料って高いですね

日本は市場経済(需要と供給の原理が働く)社会ですから、安くて価値があるものが選考され、うまくバランスが保たれています。公共料金はそうでもありませんが、一般消費財は、近年ずいぶん価格が低下して、暮らしやすくなっています。

しかし、大学の入試って、リピートが効きにくいとか失敗したときのダメージが大きいという理由からなのか、どうもうまくそうした需要と供給の原理が働いてないようです。

関西の私大は合格実績の「稼ぎ場」?(asahi.com)
受験生がセンター試験前に私大に願書を提出すれば、あとは私大側が1件あたり570円の手数料をセンターに払って試験結果を取り寄せ、合否判定する方式が多い。受験生にすれば、一般型なら3万5千円前後かかる受験料がセンター型なら1万8千円程度で済むことや、試験会場に足を運ぶ必要がないなどのメリットがある。一方、私大にとっては問題作成や試験会場設営にかかる費用を節約できるうえに、受験料が入ってくる。

一般型の受験料が3万5千円もかかる?
例えば、姫路観光文化検定の受験料が3000円〜4000円なのですが、いったい何にかかっているのか。ていうか、利益率はいったいいくらなんだ。
受験料にも価格競争原理が起きてもよさそうなのに、そういうのは働いてないのですね。

センター受験でも18000円もかかりますが、センターに大学から払う手数料が570円というのですから、ものすごい利益率です。

教育にお金がかかるというのはある意味わかりますが、試験手数料は教育でも何でもないわけで、単に受験生の足元を見たボッタクリにしか感じないのですが、どうなのでしょうか。

参考
<大学受験料>割引導入の大学増加、早大も参入(備忘録・脱力ブログ)


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Posted by miki  at 08:18 │Comments(0)大学

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