2013年02月15日

姫路立命会第26回 校友の集いを終えて

去る2月2日・土曜日「校友の集い」を盛会裏に終えることができました。
ご来賓としてお越しいただいた当会顧問の姫路市長・石見利勝氏、立命館大学校友・父母課の渡辺 徹氏、そして当日ご講演いただいた立命館大学文学部教授・北村 稔氏にご列席いただき会を盛り上げていただきました。誠にありがとうございました。

“アベノミクス”上々の年明けに、政治・経済・外交面で日本経済復活の産業構造転換の兆しが見える中、この先明るい将来を描くことができるのでしょうか?
とりわけ、間もなく2年を迎えようとしている東日本大震災の復興には最大限の復興支援を願っています。

姫路市長・石見利勝氏におかれましては、間もなく全容を見せます姫路駅舎の竣工・その周辺の変容ぶりについて熱く語られました。また、長きにわたるNHK大河ドラマ『軍師勘兵衛』の放映が2014年に決定したことに興奮気味にも準備の慌ただしさが窺えるお話でした。大いに姫路の
名が黒田勘兵衛の功績に乗じて売り出し、原作のないオリジナル作品に仕立てていただきたいものです。
また、世界文化遺産の国宝姫路城・平成の大改修の完成は、大河ドラマ終了後となり少々残念な
思いが残りますが、何はともあれ、姫路市民として目が離せない今日この頃でありますことは間違いないでしょう。

立命館大学文学部教授・北村 稔氏のご講演は興味深かった。
『中華人民共和国の解剖・その政治と外交政策を中心に』と題し、中華人民共和国は、社会主義の衣をまとった封建王朝であることを解体し、中国共産党の歴史を整合的に理解する試みを放棄している今日、改革開放政策の名の下に社会主義の原則をかなぐり捨てた中国共産党の変貌ぶりに当惑し、冷静な中国理解に尽くさねばならないのか? 資本主義の生産様式が導入された中華人民共和国は「中国の特色を持った社会主義」に移行できるのか?
中国人(漢族)の世界観が大きく関わっているのでしょうが、近代的(西洋的)な科学的思考方法を、あれほど頑なに拒絶するのかという問題は依然として残る現実は、世界基準から逸脱したままなのであろうか?
北村 稔教授の著書 並びに 国家基本問題研究所(2007設立) 理事長・櫻井よしこ氏による、日本再生に向けた精力的な言論活動を基盤にした著書により、我々も、国防・外交・憲法・教育・経済など幅広く興味を持っていくべきだと痛感いたしました。

次に懇親会に移りまして、顧問の尾上誠一氏による乾杯の発声で開宴となりました。
例年のごとく幹事・尾上劉次君、フリーアナウンサー藤井 涼様のお嬢様MARINA(麻里奈)様とのコンビで和やかに繰り広げられました。ビンゴゲームでは豪華に果物の景品を用意し、名物駅そばの早食い競争では、北村 稔教授もご参加いただきそれはそれは盛り上がりました。
衣笠会幹事長の姫路市消防局予防課・松本隆範氏(S.51.理工卒)をはじめ女性会員 久末恵美子様(S.52文・日文卒)、松井沙希様(H.24数理科卒)等のご参加をいただきました。
幹事の皆様による呼びかけが少しづつでも広がりを見せている様子を確認しました。
校歌を若い校友の山本達也君(H.24卒)がリーダーとなり大合唱で歌い、幹事の石堂大輔君による万歳、次いで副会長の北村恒男氏に閉会の挨拶で中締めとしました。

校友のつどいにご参加いただき、校友のつどいを通じて、校友活動のご理解と親交を深めていただく絶好の場であることを、より広めていきたいものです。どうぞよろしくお願いいたします。
誠にありがとうございました。
2013/02/14
姫路立命会
会長 中塚 孝繼


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Posted by miki  at 19:54 │Comments(0)姫路立命会

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