2009年11月13日

「作陶の集い」感想文

「作陶の集い」感想文
S45年 産業社会卒
櫻井 進

秋も深まった10月31日(日)の午後から夕方にかけて、宍粟市の山崎にて尾上誠一立命会会長のお世話で、里見会員のご自宅兼陶房「優遊」におじゃましました。尾上会長、久内幹事・池田各会員と共に土の練り方から作陶まで4時間余り、のんびりと仕事や世の中の喧騒を忘れて没頭してしまいました。
後でお聞きしたのですが、体調が思わしくないのに我々の為に里見氏ご自身が実地に作陶しながら、言葉少なに道具の使い方そして指の使い方等を、各人の個性を重視しながらヒントを与えるような感じで指導していただきました。おそらく全く初体験で常識はずれな作り方をしていたと思いますが。
尾上会長は手馴れた様子で、静かに蓋付きの壺を形良く作られていました。
気がつけば里山の日暮れは早く、辺りは薄暗くなっていました。そしてご自宅のほうへ案内していただきました。玄関や部屋には大小の多くの油絵が展示されており、里見夫人の作品であることを知りました。きめ細かいタッチなのに大胆で雄大な絵を鑑賞し、家事をされながらどうやってこんな大作を描かれたのか、その情熱に心打たれました。
夜は近くで採れた銀杏や梅、そして山菜も添えられ、里見ご夫婦と共に田舎暮らしを始められた経緯や陶房に訪れた方々のお話を聞き、楽しく懇親の会を終えた頃には酔いもまわり、気が付けば翌朝になっていました。
今回ご夫婦の生活ぶりを拝見して、あと何年か経れば、もう一度趣味として自分も挑戦したくなりました。
今回の「作陶の集い」で感じた事、それは自然に溶け込んで自然体で暮らしておられる里見ご夫妻の人間性の豊かさです。日常の中で忘れがちな何かを感じさせて頂きました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。


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Posted by miki  at 18:21 │Comments(0)姫路立命会

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